この蒲田教会に「ベルナルド・オーベルタン社製(14ストップ)」の素敵なパイプオルガンが入りました。
是非、聴きに来てください。
この度、日本福音ルーテル蒲田教会は、1999年にある故人のご家族から貴重なパイプオルガン指定献金が捧げられ、数年後の2001年の臨時総会で、蒲田教会へのパイプオルガン搬入設置が決議され、オルガン献金がはじまりました。その後、諸般の事情により滞っておりましたが、昨年の総会にてオルガン搬入設置が再決議され、長年来のパイプオルガンの搬入設置計画がやっと実現する運びとなりました。これも一重に、皆様方の、また教会員の熱い祈りの賜物と、心より感謝いたしております。
オルガンは、百年単位で音を奏でる楽器であり、オルガン自体のすばらしさを持つ楽器です。その特性は次世代への信仰の継承のためにも、また、地域の文化的財産としても貴重なものとなりえるものです。礼拝はもとより、ルーテル教会のオルガニストでもあったJ. S. バッハの宗教音楽をはじめ、バロック音楽に相応しい楽器として、またフランス古典音楽に至る楽曲を、蒲田ルーテル幼稚園をとおしての幼児情操教育、音楽教育、更には地域の方々への音楽の発信地としての役割を担いつつ、癒しの空間と場所を分かち合いたいと思っています。
蒲田教会のパイプオルガンを通して、また奏でることによって多くの人々の魂の慰めの場となることを願っています。そこで、教会役員会は、パイプオルガンの様々な制作会社の検討に入り、機種選定等の準備を具体的に進めて参りました。礼拝音楽から一般コンサート用としても幅広く用いられることを基本に入れ、質的要素および実績、そして購入金額等、対処高所から検討した結果、最終的に、フランスのオーベルタン社のパイプオルガンの購入が一番適当と認められることが確認されました。
制作者のベルナルド・オーベルタン氏は、1995年フランス政府より、オルガン製作分野で、卓越した技術と実績により人間国宝の称号を授与された方で、今も日本のみならず世界にその音色を届けています。
初めての方でも自由においでいただけます。
教会は皆様に開かれています。お気軽においで下さい。